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我衣にようこそ!

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我衣とは? 長話 無駄話
歯なんて安易にぬくものじゃないね…安易に考えてるつもりなかったけど
「天才だが、東京で暮らしているとその才能がバレて面倒くさい目に遭いそうなので、静岡の閑静な街で静かに暮らしてる」という設定で気持ちよく生きてる。
「またいつか」は素敵な別れの言葉だなと思う。
人間には生まれ変わりというものはなく、死んだらそれきりだと僕は思っているのだけど、まぁそれも人間の浅はかな考えで、実際に死んでみたら普通に生まれ変わるのかもしれないし、わざわざ他人に話したりするのも不粋である。
結局何が正しいのか分からないまま死ぬのだから、別れの言葉にもそれが余韻として残るべきだ。
自分の最期にも積極的に使用していきたい。
子供を産み育てることにはリスクやデメリットが山積みなんだと未婚の人達にも広く知れ渡ったことが、少子化の唯一最大の原因なんだと思うようになった。
まず産むまでが大変。妊娠したら生魚は避けるように言われる。飲酒や喫煙は禁じられる。熱があっても薬は飲めない。数ヶ月経つと悪阻がオソいかかる(これがいやで次の妊娠を諦める人もいる)。運転や階段の上り下りがしんどくなる。そうまでして頑張っても、5分の1くらいの確率で死産したりする。産まれてくる子供に異常が見つかって中絶を選択する人もいる。
出産も大変。初産は激痛に長時間耐えながらの人も多い。産まれたあとは身体がぼろぼろになるが、その中でも子供の育て方を覚えていかなければならない。
育児も大変。産まれた子は何一つ自分でできない(眠ることすらも!)。2〜3時間ごとに寝かしつけをしながら哺乳瓶を洗いウンチを取り替えていかなければならない。ちなみに子供のウンチの取り替えは最低3年は続く。
人類史上、男性が子育てに参加するようになったのはごく最近のことで、育児に興味がない、あるいは育児は女性のすることだと考える男性も多く存在する。女性が労働することのほうが先に社会に浸透したせいで、残念ながら共働きなのに妻側が家事育児をやっている家庭も少なくない。面倒くさい近所付き合いも育児においてはプラスに働くこともあるのだろうが、それが失われてきた今、孤独の育児をしている家庭もあるのだろう。
出産や育児のために仕事をやむなく辞めたりした人もいるだろう。それなりに仕事のできる人であっても、そのために男性より出世できない会社もある。
子供はとってもお金がかかる。一番かかるのはたぶん大学の学費。次に習い事。食費やら衣服やらも総額にすると、とんでもないことになる。
子供は時間もかかる。基本的に、子供が産まれた時点で、子供が起きている間、自分のための時間はないと思っていい。早い子供は朝5時に起き、遅い子供は12時近くまで寝ない。
そうまでして一緒懸命に育てた子供が、ある日突然自分に牙を剥くこともある。犯罪を犯したり、夜中に帰ってこなかったり。または、いじめをうけて自殺してしまうこともある。

もちろん、育児は悪いことばかりではない。というか、喜びにも、楽しさにも事欠かない。でも、社会に共有されている育児のイメージはその「楽しさ」「喜び」ばかりで、さっき挙げたような「辛さ」「苦しさ」があまり共有されていなかったのだと思う。だから、ある意味では人間は気軽に子供を作ってしまえた。子供を作ってから、いろいろ辛いことがあると知っても、育てるより選択の余地はない。でも今は、情報技術が発達して、子供を作る前にそれを知ることができる。

インターネットが世界的に発達したから、情報を統制している国を除いて、少子化は世界的な事象となるだろう。
少子化はどうやったら止まるのか。個人的には2つの解決方法がある。短期的には、未婚または子なしの家庭を罰する方向(独身税とか)で、長期的には、少子化の原因となる事象を丹念に丁寧に一つずつ解消していく方向である。
成功の人生も、失敗の人生もない。朝起きて、夜眠るまでの一日があるだけだ。
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